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杜子春

芥川竜之介

金でも仙術でも埋まらない心の空白を抱えた青年が、最後に本当に大切なものへたどり着く一作。
🌆 春の夕方、洛陽の西門
杜子春
腹へった…今夜の寝る場所もない…
🧍
※元お金持ち、現在ほぼ詰み。人生の落差がジェットコースター。
🧙
鉄冠子
お前、何ぼーっとしてる
杜子春
今日どこで寝るか考えてます…
🧍
🧙
鉄冠子
じゃあ裏ワザ教える。今の影の頭の位置、夜に掘ってみ
🌙 深夜の穴掘りタイム
杜子春
え、金めっちゃ出たんだけど???
🧍
※急に資産爆増。だが浪費のフラグが元気に立っている。
🏯 豪邸生活スタート
杜子春
家買った。庭も盛る。珍しい花も鳥も置く。毎日パーティーな
🧍
🕺
友人たち
杜子春さーん!前から親友だったよね!!
※昨日まで素通りだった人たち、急に通知オン。
🍷 連日どんちゃん騒ぎ
杜子春
金があるうちは人生イージーすぎる
🧍
💸 数年後
杜子春
……金、消えた
🧍
🕺
友人たち
既読つけないでおこ
※友情、課金切れと同時にサービス終了。
🌆 また西門
🧙
鉄冠子
また来たな。何考えてる
杜子春
また寝る場所ないです…
🧍
🧙
鉄冠子
じゃあ今度は影の胸の位置を掘れ
⛏️ 再び黄金発見
杜子春
また!?
🧍
※学習したかと思いきや、浪費ルート再突入。
🎉 前回とほぼ同じ豪遊
💸 そして再び無一文
🧙
鉄冠子
で、三回目。今度は腹の位置を掘れば――
杜子春
いや、もうお金いらないです
🧍
🧙
鉄冠子
おや。ついに悟った?
杜子春
贅沢に飽きたっていうか…人ってお金ある時だけ優しいんだなって
🧍
杜子春
もうそういうの見たくない。仙人の弟子にしてください
🧍
🧙
鉄冠子
いいぞ。実は私、仙人の鉄冠子です
※急に正体公開。支援者、だいたい只者じゃない。
🎋 竹にまたがって空の旅
杜子春
移動手段それなんだ!?しかも飛ぶの!?
🧍
⛰️ 峨眉山の奥の岩の上
🧙
鉄冠子
ここで待て。何が起きても絶対しゃべるな。マジで一言もダメ
杜子春
了解。命かかっても黙ります
🧍
🌌 試練スタート
🌫️
謎の声
そこにいるの誰だ!
杜子春
……
🧍
🐅🐍 虎と大蛇が出現
※山の歓迎会、だいぶ過激。
杜子春
……
🧍
⛈️ 雷と豪雨が直撃
⚔️ でかい武人と大軍まで登場
🛡️
神将
名乗れ。でないとやるぞ
杜子春
……
🧍
※既読無視、鋼メンタル。
💥 ついに倒される
👹 気づけば地獄の法廷
👑
閻魔大王
お前、なんで山にいた。答えろ
杜子春
……
🧍
🔥🧊 いろんな責め苦が続く
※ここでもなお無言。根性が尋常じゃない。
👑
閻魔大王
なら親を連れてこい
🐎🐎 父母の姿をしたやせ馬が現れる
👑
閻魔大王
まだ言わないなら、この二人を痛い目にあわせる
杜子春
……
🧍
🌧️ 容赦ないむち打ち
👩
心配しないで。あなたが幸せになれるなら、それでいいから…黙っていなさい
※ここでくるのが、世界でいちばん強い一言。
杜子春
……っ
🧍
杜子春
お母さん!!
🧍
🌇 気づくとまた洛陽の西門
🧙
鉄冠子
うん。やっぱりお前、仙人には向いてないな
杜子春
はい。でも、なれなくてよかったです
🧍
杜子春
親が苦しんでるの見て、黙ってるなんて無理です
🧍
🧙
鉄冠子
もし黙ってたら、お前を見限るところだった
🧙
鉄冠子
じゃあこれから何になる?
杜子春
特別な何かじゃなくていいです。人間らしく、正直に生きます
🧍
🧙
鉄冠子
それがいちばん難しくて、いちばん大事だ
🧙
鉄冠子
泰山の南に家と畑あるから、お前にやる。そこで暮らせ
🌸 桃の花の咲く家へ
  • お金より人の心
  • 親の愛は最後まで深い
  • 正直に生きるのがいちばん強い

芥川竜之介『杜子春』のあらすじ

没落した青年・杜子春は、洛陽の西門で不思議な老人と出会い、二度も大金持ちになる機会を与えられます。しかし贅沢と人の薄情さを知った杜子春は、金ではなく仙人になる道を選びます。老人・鉄冠子に連れられて峨眉山で試練を受けた杜子春は、恐ろしい幻や地獄の苦しみにも耐え続けます。けれど最後に父母への思いがあふれ、沈黙を破ったことで、自分が本当に捨てられないものを知るのです。

杜子春』の作者について

芥川龍之介(1892-1927)は、大正期を代表する小説家で、『羅生門』『鼻』『蜘蛛の糸』などで知られます。中国の古典や説話をもとに、人間の弱さや倫理を鋭く描く作品を多く残しました。『杜子春』は中国の伝奇を下敷きにしながら、金や名声を超える人間らしさとは何かを、やさしい語り口で問いかける代表作の一つです。

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