兄貴のような心持
気詰まりゼロで、議論しても相談しても頼れる――そんな「兄貴みたいな人」の大きさがじわっと伝わってくる。
☕ 文士どうしの雑談タイム
芥川
菊池さんと一緒にいると、マジで気まずさゼロなんだよね
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芥川
しかも全然退屈しない。たぶん一日ぶらぶらしてても平気
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※相性の良さ、だいぶ高評価
芥川
なんというか、兄貴といる感じなんだよ
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菊池寛
急に兄ポジ任されてて草
芥川
こっちの良いところはちゃんと分かってくれるし、ダメなとこ出しても見捨てない感じがある
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芥川
むしろ俺がたまに甘えて、勝手に熱くなったりするまである
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※弟ムーブ、しっかり自覚済み
芥川
もちろん物知りってのもある。守備範囲が広いし、しかもちゃんと分かってる
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菊池寛
雑に広くじゃなくて、ちゃんと理解してるのが大事ね
芥川
でも一番でかいのは、人としてできてるところなんだよな
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芥川
苦労してきた人って言うと安っぽくなるけど、そういう薄っぺらさを抜いた、本物の苦労人って感じ
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⚖️ 議論の場
芥川
俺、普段はわりと口が回るほうなんだけどさ
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芥川
菊池さんと議論して勝っても、なんかスッキリしないんだよ
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芥川
『あれ、俺の理屈ちょっと中身うすくない?』ってなる
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※勝って反省会が始まる、珍しいタイプの対戦相手
芥川
負けたときはもう、人生の先輩に正論で包まれた気分
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菊池寛
包むな包むな
芥川
たぶん、考え方でも気持ちの面でも、俺よりずっと現実で揉まれてるんだよね
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芥川
だから生活の相談とかすると、誰よりもこっちの立場で考えてくれる
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菊池寛
相談は具体的なほうが強いからね
芥川
この『相手の身になって考える』って、俺にはなかなか真似できないんだわ
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芥川
正直、自分のことですら自分目線で考えないのを、ちょっとカッコいいと思ってた時期あるし
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※こじらせ文士のセルフ開示、急に刺さる
芥川
でも実際は、俺の問題を俺以上に俺の立場で考えてくれたの、菊池さんなんだよな
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芥川
今のところ、こんな兄貴感ある人は他にいない
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芥川
芸術の話もしたいけど、それは別でちゃんと書く予定なんで今日は省略
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芥川
あと一個だけ言うと、同人の中でも菊池さん、かなり良い父で良い夫です
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菊池寛
急に家庭評価まで来た
※最終的に人格レビューが星5で締まった
- ▶尊敬は気楽さと一緒にある
- ▶本当にできた人は相手の立場で考える
- ▶友情というより兄貴感
芥川竜之介『兄貴のような心持』のあらすじ
語り手は菊池寛と一緒にいても気まずさや退屈を感じたことがなく、いつも兄のような安心感を覚えると語る。菊池寛は知識が広いだけでなく、人としてよくできており、相手の良さも弱さも受け止める懐の深さを持っている。議論をしても、その言葉には実感の重みがあり、語り手は自分の理屈の薄さを思い知らされる。さらに実生活の相談では、誰よりも相手の立場に立って考えてくれる人物として、深い信頼が寄せられている。
『兄貴のような心持』の作者について
芥川龍之介は大正から昭和初期にかけて活躍した小説家で、『羅生門』『鼻』『河童』などで知られる。鋭い知性と繊細な感受性をあわせ持ち、創作だけでなく随筆や人物評でも独自の観察眼を発揮した。この作品は、同時代の作家である菊池寛に寄せた印象記で、文学仲間としての関係だけでなく、私生活における信頼や敬意が率直に表れている。
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