雲壌月鼈
うんじょうげつべつ
二つのものの隔たりや違いが、きわめて大きいこと。
📱 テスト返却直後の放課後グループLINE
ユウ
見て。オレの数学48点。で、ミナト98点。差がえぐい。
🐶
🦊
ミナト
いやそれ、もう『雲壌月鼈』ってやつじゃん。
ユウ
なにその、強そうで読めない四字熟語。ラスボス?
🐶
※急に出てきた漢字の圧。月と鼈で、もう見た目が満点じゃない。
🦊
ミナト
意味は、差がめちゃくちゃ大きいこと。天と地どころか、雲と地面、月とすっぽん級。
ユウ
あー、『月とすっぽん』の超パワー版か。オレと赤点回避力の関係それ。
🐶
🦊
ミナト
そうそう。人や物を比べて、『全然レベル違うわ…』ってときに使う。ちょい硬めだけど。
☕ 話題はそのままカフェの新作スイーツへ
ユウ
じゃあ、学食プリンと高級パフェも雲壌月鼈?
🐶
🦊
ミナト
使える。味も見た目も価格も、差がぶっ飛んでるならアリ。
※ただしプリン側の気持ちは少し考えたい。
ユウ
逆に、ちょっと違うだけの比較で使うと盛りすぎ?
🐶
🦊
ミナト
うん。75点と78点で雲壌月鼈は、話を盛る選手権すぎる。圧倒的な差のとき限定。
ユウ
了解。今日のまとめ。オレの点とミナトの点は雲壌月鼈。でも伸びしろはオレが優勝。
🐶
※前向きさだけは98点だった。
- ▶差が非常に大きいこと
- ▶人や物を比べる硬めの表現
- ▶少しの差には使わない
使い方
人物の実力差、商品の品質差、成果の違いなど、比べたときの開きが圧倒的な場面で使う。やや文章語・硬めの表現で、日常会話ではたとえや冗談として使うと映える。
例文
- 新人時代と今の彼のプレゼン力は、まさに雲壌月鼈だ。
- 同じ価格帯とは思えないほど、二つの旅館のサービスには雲壌月鼈の差があった。
由来
「雲壌」は雲と地面、「月鼈」は月とすっぽんを表し、どちらも比べものにならないほどの差をたとえた語である。中国由来の対比表現が重なってできた四字熟語で、古くから大きな隔たりを強調する言い方として用いられてきた。
よくある誤用
『少し差がある』程度の比較に使いがちだが、正しくは優劣や隔たりが非常に大きい場合に使う。