Monogatalk物語 × 対話

越犬吠雪

えっけんはいせつ

見慣れないものに出会い、驚いてむやみに騒ぐこと。
❄️ はじめて雪が降った朝
ハチ
うわっ白っ! 地面が急にバグってる!
🐶
🦊
ユキ
落ち着けって。雪だよ、雪。空から来る白いやつ。
※ハチ、南のあったかい地方育ち。雪は人生初対面。
ハチ
初対面でこの圧は強すぎるって! わん! わんわん!
🐶
🦊
ユキ
それがまさに『越犬吠雪』。見慣れないものにびびって騒ぐって意味。
ハチ
え、ぼく熟語になってる系? ちょっと歴史に食い込みすぎでは。
🐶
🦊
ユキ
昔、中国南方の越のあたりでは雪が珍しくて、犬が雪を見て吠えたって話から来てる。
※つまりハチの大騒ぎ、だいぶ伝統芸。
ハチ
伝統芸って言われると急にダサいな…。
🐶
🦊
ユキ
使いどころは、知らないだけで必要以上に驚いたり警戒したりする場面。人を軽くいじる感じで使うことが多い。
ハチ
なるほど。新しいアプリ入れただけで『スマホ乗っ取られた!?』って騒ぐ友だちにも使えそう。
🐶
🦊
ユキ
それそれ。未知との遭遇で大騒ぎ選手権の優勝者にぴったり。
  • 見慣れないものに驚いて騒ぐこと
  • 由来は中国南方で雪を珍しがる犬の話
  • 知らないことへの過剰反応を軽くたとえる語

使い方

未知のものに必要以上におどろいたり、事情を知らずに大騒ぎしたりする場面で使う。ややたとえ話っぽく、軽い皮肉やユーモアを込めて使われることが多い。

例文

  • 新しい制度の説明も聞かずに反対するなんて、まるで越犬吠雪だ。
  • 海外出張で初めての食文化にいちいち大騒ぎしていて、同僚に越犬吠雪だと笑われた。

由来

中国の南方、古くは越と呼ばれた地域では雪が珍しかったため、犬が雪を見て怪しいものだと思って吠えたという故事に由来する。見慣れないものへの過剰な反応をたとえた語である。

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