鶏鳴狗盗
けいめいくとう
つまらない小技や一見くだらない技能でも、思わぬ場面で役に立つことがあるということ。
🌙 真夜中、城門前でひそひそ作戦会議。
タケル
やば、門が閉まってる。朝まで待つ? それ、だいぶ詰み寄り。
😎
🐔
コウ
そこで俺の出番よ。ニワトリ級の鳴きマネ、聞く? かなり朝っぽい。
🐶
ミノル
じゃあ俺はこっそり潜り込み担当。犬みたいに身軽…いや、たとえ雑だったな。
※このメンバー、履歴書に書きづらい特技だけは妙に充実している。
タケル
いや待て、それ完全に“鶏鳴狗盗”の布陣じゃん。クセ強すぎる。
😎
🐔
コウ
意味としては、ちょい地味でも役に立つ小技ってことな。主役じゃないけど刺さるやつ。
🐶
ミノル
もともとは中国の故事で、食客の中に“鶏の鳴きマネが得意な人”と“こっそり物を取るのがうまい人”がいたんだっけ。
タケル
で、その一見しょぼそうな特技が、ピンチ脱出で大活躍。世の中、派手さだけじゃないのよ。
😎
🚪 コウが朝っぽく鳴き、門番がザワつく。
🐔
コウ
コケコッコー!! はい、夜明け感どう?
🐶
ミノル
そのすきに任せろ。ガチャ…お、開いた。こういう場面で使う熟語ってわけ。
タケル
会議で地味な資料職人が救った時とか、裏方の小ワザが効いた時にも言えるな。“鶏鳴狗盗も時に人を助ける”って。
😎
※なお、現代では実際の迷惑行為をほめる言葉ではない。そこは大事。
- ▶地味な技能でも役立つことがある
- ▶由来は中国の故事
- ▶今は比喩として使うのが基本
「鶏鳴狗盗」の使い方
目立たない能力や裏方の工夫が効果を発揮した場面で使う。やや古風な語で、文脈によっては“小賢しい小技”を含むニュアンスもあるため、ほめ言葉としては少し注意がいる。
「鶏鳴狗盗」の例文
- 派手な企画ではなかったが、現場の細かな調整という鶏鳴狗盗が最後に全体を救った。
- 彼の特技は地味だと笑われていたが、いざという時には鶏鳴狗盗も役に立つ。
「鶏鳴狗盗」の由来
中国の『史記』に見える孟嘗君の故事に由来する。彼のもとにいた食客のうち、鶏の鳴きまねがうまい者と、忍び込んで品物を持ち出すのが得意な者の技が、窮地を脱する助けになったことから生まれた。
「鶏鳴狗盗」の誤用
「立派な才能」や「正々堂々とした特技」をほめる意味で使いがちだが、正しくは小さな技・あまり上品ではないこまごました才が役立つことをいう。
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