剣抜弩張
けんばつどちょう
今にも争いが起こりそうな、ひどく緊迫した状態のこと。
🏫 放課後の生徒会室。空気がちょっとピリついている。
ユウ
やば、会議室入った瞬間、空気がWi-Fiより刺さるんだけど。
😅
🦊
リン
それ、まさに『剣抜弩張』ってやつ。今にもバチッとぶつかりそうな緊張感。
※Wi-Fiは刺さらない。だが空気は刺さるときがある。
ユウ
字面つよ。剣を抜いて、弩をビシッて張ってる感じ? もう戦闘前夜じゃん。
😅
🦊
リン
そうそう。剣は抜かれ、弩は弦が張られてる。つまり『一触即発のガチ緊張モード』ってこと。
ユウ
じゃあ、部長と副部長が予算で無言バトルしてる今、ドンピシャだ。目がもう会話してる。こわ。
😅
🦊
リン
うん。会議、交渉、試合前みたいな『張りつめた場面』で使いやすい。ふだんの軽いケンカにはちょい大げさ。
☕ その5分後。顧問の差し入れで空気がやや解凍。
ユウ
さっきまで剣抜弩張だったのに、ドーナツ1個で平和条約むすばれてる。甘いもの、強すぎ。
😅
🦊
リン
人類はだいたい糖で丸くなるからね。ちなみに由来も字のまんまで、武器を構えて今にも撃ち合いそうな状態から来てる。
ユウ
なるほど。じゃあ『昨日の遠足は剣抜弩張で楽しかった』は変?
😅
🦊
リン
それは変。楽しいイベント全体には使わない。ピリピリして、今にも衝突しそうな場面限定って感じ。
- ▶意味は『今にも衝突しそうな緊張状態』
- ▶会議や対立場面で使いやすい
- ▶軽い口ゲンカにはやや大げさ
「剣抜弩張」の使い方
会議や交渉、対立する場面など、空気が張りつめて一触即発になっている状況で使う。やや硬めの表現で、日常の軽い言い合いに使うと大げさに響く。
「剣抜弩張」の例文
- 役員会は新方針をめぐって剣抜弩張の空気に包まれていた。
- 決勝戦の開始前、両校の応援席まで剣抜弩張の緊張感が漂っていた。
「剣抜弩張」の由来
『剣を抜き、弩の弦を張る』という字義どおり、武器を構えて今にも戦いが始まりそうな状態に由来する。古く中国の文章で、極度に張りつめた情勢や対立を表す語として用いられた。
「剣抜弩張」の誤用
『ただ活気がある』『盛り上がっている』という意味で使いがちだが、正しくは今にも衝突しそうな緊張状態を表す。
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