七転八倒
しちてんばっとう
激しく苦しみ、のたうち回ること。
🏃 放課後の教室。テスト返却5分前。
ユウタ
やばい、数学の答案見る前から胃が七転八倒してる。
😵
🦊
ミオ
胃が先に暴れてるの草。てか七転八倒って、めっちゃ苦しむって意味ね。
※まだ点数は見ていないのに、心だけ先に大騒ぎである。
ユウタ
昨日もさ、寝る前に答え合わせ思い出して布団でごろごろした。あれ完全に七転八倒。
😵
🦊
ミオ
それはかなり正しい使い方。体の苦しさにも、悩みでもだいぶもだえる時に使える。
📄 先生、無言で答案を配り始める。
ユウタ
きたきたきた。今の俺、心の中で8回どころか32回くらい転んでる。
😵
🦊
ミオ
数字は盛るな。でも“七”と“八”は、回数きっちりじゃなくて“何度も”って感じ。
※四字熟語界では、たまに数字が“めっちゃ”担当をしている。
ユウタ
42点!! うわぁ…追試決定で人生が七転八倒。
😵
🦊
ミオ
それな。激しく苦しんでる感じはぴったり。ただ、ただ忙しいだけの時に使うとズレるよ。
🍜 その夜、熱々ラーメン屋。
ユウタ
あっっっつ! 舌が七転八倒してる!
😵
🦊
ミオ
それもアリ。もともとは、苦しんで転げ回るような様子から来てるから。食べ方は学んで。
ユウタ
なるほど。追試もラーメンも、軽いピンチじゃなく“うわ無理”級で使うやつね。
😵
- ▶七転八倒=激しく苦しみもだえること
- ▶体の苦しさにも強い悩みにも使える
- ▶“ただ忙しい”だけでは使いにくい
「七転八倒」の使い方
強い痛みや苦悩でひどくもだえる場面に使う。やや大げさな言い回しなので、日常会話では冗談っぽく使うこともあるが、軽い不便や単なる忙しさにはあまり向かない。
「七転八倒」の例文
- 締切と修正依頼が重なり、担当者は七転八倒の一日を過ごした。
- 夜中に急な腹痛に襲われ、七転八倒するほど苦しんだ。
「七転八倒」の由来
「七転」「八倒」は、何度も転び倒れるように激しく苦しむさまを強調した表現である。中国由来の漢語的な言い回しを背景に、日本でも古くから心身の激しい苦痛を表す語として使われてきた。
「七転八倒」の誤用
「とても忙しい」という意味で使いがちだが、正しくは強い苦痛や苦悩でのたうち回るような状態を表す。
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