慈悲忍辱
じひにんにく
思いやりの心を持ち、苦しみや屈辱をこらえ忍ぶこと。
📱 放課後、部室前。お菓子がひとつ消えた。
ミナト
え、俺のプリン消えたんだけど!? 事件です!!
🐶
🦉
レン
落ち着け。プリン消失で世界は終わらん。たぶん。
※終わらないけど、当人の心はわりと終わっている。
ミナト
昨日から楽しみにしてたのに…。犯人いたら泣く。
🐶
🦉
レン
そこで四字熟語。『慈悲忍辱』。やさしさを持って、つらいこともぐっとこらえるって意味。
ミナト
待って、今の俺に必要なの、慰めよりプリンでは?
🐶
🦉
レン
短期的にはそう。でも長期的には心のプリンを守れる。キレ散らかすと、部室の空気までカラメル化する。
ミナト
なるほど…犯人探しで大騒ぎするより、まず深呼吸ってことか。
🐶
🚪 そこへ、部長が青い顔で登場。
🦉
レン
ちなみに『忍辱』は、ただ我慢大会することじゃない。怒りや悔しさをのみこんで、思いやりを失わない感じ。
ミナト
じゃあ今の俺、部長を見ても『おのれプリン怪盗!』って叫ばないのが正解?
🐶
🦉
レン
そう。で、事情を聞く。慈悲が先、取り調べはそのあと。
🐻
部長
ごめん…それ、俺が食べた。徹夜でぼーっとしてて、自分のだと思った…。新しいの買う。高いやつ。
※犯人、まさかの自白。しかも反省がちゃんと重い。
ミナト
うっ、怒りがゼロではない。でも…事情あるなら、今日は許す。次から名前書いとく。でっかく。
🐶
🦉
レン
それだ。慈悲忍辱、きれいに着地。仏教っぽい言葉だけど、日常だと『ムカついても思いやりを捨てない』でだいたい伝わる。
- ▶慈悲=相手への思いやり
- ▶忍辱=つらさや怒りをこらえること
- ▶ただ耐えるだけでなく、やさしさを保つのがコツ
「慈悲忍辱」の使い方
人から嫌なことをされたときや、つらい状況でも感情的にならず、思いやりを失わない姿勢を表すときに使う。やや硬めで仏教的な響きがあり、日常会話より文章や説話、人生訓の文脈でなじみやすい。
「慈悲忍辱」の例文
- 批判を受けても相手を憎まず、静かに受け止める姿は慈悲忍辱というほかない。
- 介護の現場では、慈悲忍辱の心で相手に寄り添う大切さが語られることがある。
「慈悲忍辱」の由来
仏教の教えに由来する語で、「慈悲」は他者をあわれみ救おうとする心、「忍辱」は苦しみや侮りを耐え忍ぶ修行を指す。菩薩が備えるべき徳目の一つとして説かれてきた。
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