弱肉強食
じゃくにくきょうしょく
弱いものが強いものに支配されたり、のみこまれたりする厳しい世のあり方のこと。
🌿 放課後の公園。鳩にパンをあげようとしている。
タケル
見て見て、鳩めっちゃ来る。今日の俺、鳥界の人気者。
🐶
🦊
リン
いやそのパン、後ろのカラスがロックオンしてる。空の治安が急に悪い。
※次の瞬間、パンはカラスに華麗に回収された。人気者ではなく配給係だった。
タケル
うわっ、一瞬で持ってかれた! これが弱肉強食ってやつ?
🐶
🦊
リン
だいたい合ってる。力の強いものが弱いものを押さえて栄える、って意味。自然界とか競争の激しい場面で使うやつ。
タケル
つまりこの公園、見た目はのどかでも中身はサバイバル番組。
🐶
🦊
リン
そうそう。もともとは中国の古い思想書にある言い方で、強いものが生き残る世の流れを表した言葉なんだよ。
※急に知識の扉が開いた。さっきまでパンを奪われていた人とは思えない学びの時間。
タケル
じゃあ部活のレギュラー争いで『弱肉強食だ…!』って言うのはアリ?
🐶
🦊
リン
アリ。ちょい強めでシビアな響きだから、競争が厳しい場面にハマる。逆に、ただのじゃんけん大会で言うと大げさ。
タケル
なるほど。今日の俺は食う側じゃなく食われる側の気分だけど。パンだけに。
🐶
※うまいこと言ったつもりだが、カラスは無言で二個目も狙っている。世界は厳しい。
- ▶弱いものが強いものに押さえられる世のあり方
- ▶自然界や競争の激しい場面で使う
- ▶少しシビアで厳しいニュアンスがある
「弱肉強食」の使い方
自然界の生存競争や、実力差がはっきり出る勝負・競争の場面で使う。日常会話でも使えるが、やや厳しく冷たい響きがあるため、のんびりした場面にはあまり向かない。
「弱肉強食」の例文
- この業界は新陳代謝が激しく、まさに弱肉強食の世界だ。
- 野生では弱肉強食が当たり前で、きれいごとだけでは生き残れない。
「弱肉強食」の由来
中国の思想書『韓非子』などに見られる表現で、もともとは動物や自然界の強弱関係を踏まえ、強いものが生き残る現実を示した語である。そこから、人間社会の厳しい競争をたとえる言葉としても広く使われるようになった。
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