十年一日
じゅうねんいちじつ
長い年月のあいだ、毎日が同じようで少しも変化がないこと。
🏢 昼休みのオフィス。毎日ほぼ同じ弁当、同じ席、同じ空気。
ミナト
ねえユイ、うちの課、昨日も今日も去年も、だいたい同じじゃない?
🧑💼
🦊
ユイ
出たな。定例会議に魂を吸われた人のセリフ。
ミナト
資料の色まで毎回いっしょ。青、白、青、白。もはや季節感ゼロ。
🧑💼
※彼は変化を求めている。だが昼の唐揚げはきっちり2個食べる。
🦊
ユイ
それ、まさに『十年一日』ってやつ。長いあいだ、ずーっと同じ調子って意味。
ミナト
十年も一日も、まとめて同じってこと? スケールでかいのに中身は停滞!
🧑💼
🦊
ユイ
そうそう。たいていは『変わりばえしない』ってニュアンスで使うね。ちょい皮肉入り。
📅 午後、またも同じフォーマットの会議資料が配られる。
ミナト
じゃあ言えるな。『この会議、十年一日すぎてコピー機のほうが驚いてる』
🧑💼
🦊
ユイ
言い方はだいぶ元気だけど、使い方は合ってる。人の生活とか作風とかにも使えるよ。
ミナト
でも、毎日コツコツ続けてる人にも使える? たとえば筋トレ職人とか。
🧑💼
🦊
ユイ
そこは文脈しだい。でも基本は『ずっと同じで変化がない』を言う語。ほめ言葉なら別の表現のほうが平和。
※なおミナトの弁当は明日も唐揚げ2個である。十年一日感がすごい。
- ▶長い間ずっと同じ状態のこと
- ▶やや皮肉っぽく使うことが多い
- ▶人・生活・職場の変化のなさに使いやすい
「十年一日」の使い方
生活や仕事ぶり、作風などが長年変わりばえしない様子を表すときに使う。やや批評的・皮肉っぽい響きがあり、手放しでほめる場面にはあまり向かない。
「十年一日」の例文
- この店は味も値段も十年一日で、安心感はあるけれど驚きはない。
- 彼のコラムは十年一日の調子で、良くも悪くもぶれない。
「十年一日」の由来
中国の古い表現に由来し、十年という長い時間も一日のように変わらないという比喩から生まれた語である。長期間にわたる単調さや不変ぶりを強調していう。
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