Monogatalk物語 × 対話

論功行賞

ろんこうこうしょう

功績の内容をよく調べ、それに応じて賞や地位を与えること。
🏢 月末、社内チャットがざわつく昼休み。
ユウタ
今日の表彰、ぼく資料づくり徹夜したんだけど…おにぎり1個で終わったら泣く。
📱
🦉
ミサキ
そのとき使えるのが『論功行賞』! なんか必殺技っぽいけど、会社でも歴史でも出てくるやつ。
ユウタ
ろ、ろんこうこうしょう? 呪文? 3回言ったら部長がボーナス落としてくる?
📱
※そんな便利機能はない。あったら全社員が唱えている。
🦉
ミサキ
意味はシンプル。手柄をきちんと見て、それに応じてほめたり報いたりすること。
ユウタ
なるほど。がんばった人に『はい拍手〜』で終わらせず、ちゃんと評価するってことか。えらい。社会、そこ頼む。
📱
🦉
ミサキ
そうそう。『論功』が功績を検討すること、『行賞』がそれに応じて賞を与えること。つまり“まず中身を見て、あとでごほうび”の流れ。
休憩室、コーヒー片手にミニ講義が始まる。
ユウタ
じゃあ、文化祭で一番声がでかかった人に賞をあげるのは論功行賞?
📱
🦉
ミサキ
評価基準が雑すぎる! ちゃんと何を成しとげたかを見ないとダメ。ノリ賞は別ジャンル。
※声量だけで天下は取れない。たぶん。
🦉
ミサキ
由来は中国の歴史や漢語表現の流れにあって、戦いや政治の場で、功績のある者に褒賞を与える文脈で使われてきた言い方なんだ。
ユウタ
おお、急に重み出た。ぼくの“資料のフォントを1ミリ整えた功”も、いつか論功される?
📱
🦉
ミサキ
されてほしい。でも使い方としては、組織で成果に応じて昇進・表彰・報酬を決める場面にぴったり。ちょい改まった言い方だね。
📣 午後、表彰タイム。社内チャットに通知が飛ぶ。
ユウタ
あ、来た!『今回のプロジェクトでは論功行賞の観点から、貢献度に応じて表彰します』って書いてある! 本物だ!
📱
🦉
ミサキ
ほらね。こういうふうに、“えこひいきじゃなく、功績を見て報いる”ってニュアンスで使うの。
ユウタ
学んだ。つまり『がんばり損にしないシステム、ちゃんと動いてくれ』の四字熟語だ。
📱
※だいたい合っているが、ちょっとだけ情緒で要約した。
  • 功績を見極めて賞すること
  • 組織の表彰・昇進・報酬の文脈で使いやすい
  • やや改まった表現で、公平な評価の響きがある

使い方

会社や団体、歴史の話などで、成果や手柄に応じて公平に評価・褒賞を与える場面で使う。日常会話でも通じるが、やや改まった硬めの表現で、基本的には肯定的な文脈で用いられる。

例文

  • 新規事業の成功を受けて、会社は関係者に論功行賞を行った。
  • 戦後の体制づくりでは、功績のあった家臣への論功行賞が重要な課題となった。

由来

中国の漢語表現に由来し、功績を論じてその軽重を定め、相応の褒賞を与えるという意味で用いられてきた。特に政治や軍事の場で、手柄に応じた処遇を示す語として広まった。

よくある誤用

こう間違えがちだが、正しくは単にほめること全般ではなく、功績を検討したうえで相応の賞や地位を与えることを指す。

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