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掌中の一羽は叢中の二羽に値する

しょうちゅうのいちわはそうちゅうのにわにあたいする

確実に手にしている小さな利益は、まだ得られるかわからない大きな利益より価値があるということ。
放課後のカフェ。バイト帰りの作戦会議
ユウ
ねえ、今もらえる5千円のバイトと、抽選で2万円の単発バイト、どっち行くべき?
🐥
🦊
ミナト
その相談、ことわざで一発だわ。『掌中の一羽は叢中の二羽に値する』
ユウ
急に鳥きた。手の中に1羽、草むらに2羽? バードバトル?
🐥
※だいたい合ってない。
🦊
ミナト
意味はシンプル。まだ手に入ってない大きい利益より、もう確実に持ってる小さい利益のほうが価値あるってこと
ユウ
あー、草むらの2羽は『たぶんいる』『捕まえられるか不明』ってやつか
🐥
🦊
ミナト
そうそう。手の中の1羽は確保済み。逃げない。えらい。採用。
🎯 ユウ、スマホの求人画面を見つめる
ユウ
でも2万円、夢あるんだよなあ。数字がもうキラキラしてる
🐥
🦊
ミナト
気持ちはわかる。でも抽選ハズレたら、手の中の5千円まで消える。欲張って両方スカると、財布が無音になるぞ
※財布の無音、地味に怖い。
ユウ
なるほど。恋愛でもあるな。確実に返事くれる人を放置して、脈ふわふわの相手に全ツッパするやつ
🐥
🦊
ミナト
それそれ。仕事でも買い物でも投資でも使える。『確実』を捨てて『たぶん』に突っ込みすぎるな、って教え
数分後。応募ボタンを押す
ユウ
よし、5千円のほう応募した。まず1羽、ちゃんと握る
🐥
🦊
ミナト
いい判断。草むらの2羽は、まず見えてから追えばいい
  • 確実な利益は、未確定の大きな利益より価値がある
  • 欲張って今あるチャンスを逃さないことが大事
  • 仕事・買い物・恋愛など幅広く使える

掌中の一羽は叢中の二羽に値する」の使い方

目の前の確実な利益を取るべきか、将来の大きいが不確実な利益を狙うべきか迷う場面で使う。やや教訓的な言い回しで、仕事や投資の判断から日常の選択まで幅広く使える。

掌中の一羽は叢中の二羽に値する」の例文

  • 確実に契約できる案件を見送って新規の大口案件ばかり追うのは、掌中の一羽は叢中の二羽に値するという点を忘れている。
  • セールで今買える良品を逃して値下がり待ちをした結果売り切れたので、掌中の一羽は叢中の二羽に値するを実感した。

掌中の一羽は叢中の二羽に値する」の由来

英語のことわざ『A bird in the hand is worth two in the bush.』に対応する表現で、日本語でも同じたとえとして使われる。手の中の一羽と、茂みの中にいてまだ捕まえられない二羽を比べ、確実性の価値を示した言い回しである。

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