疾風に勁草を知る
しっぷうにけいそうをしる
激しい困難や非常事態に直面した時、初めてその人の真の強さや節義がわかるということ。
🏫 放課後の生徒会室。文化祭前日、トラブル発生。
ユウ
うわ、展示パネルが雨でびしょびしょ…。これ、明日どうするんだよ
🐶
🦊
リン
さっきまで『余裕っしょ』って言ってた人たち、今すごい速さで帰ってったね
※ピンチになると、フットワークだけ軽くなる人はわりといる。
ユウ
終わった…。もう床に向かって謝るしかない
🐶
🦊
リン
いや床は許してくれてる。こういう時こそ『疾風に勁草を知る』だよ
ユウ
何それ。風が強い日にだけ元気な草の話? 雑草界のスター選手権?
🐶
🦊
リン
惜しいけどだいぶ草。激しい風が吹いた時に、強くてしなやかな草がわかるって意味
🦊
リン
つまり、ヤバい状況になって初めて、その人の本当の強さとか誠実さが見えるってこと
🌧️ 外はザーザー。室内ではふたりがパネルを乾かし始める。
ユウ
なるほど…。今ここで残るやつが、勁草ってわけか
🐶
🦊
リン
そう。普段キラキラしてても、逆風でふわっと消える人もいるしね
※耳が痛い人が数名いそうだが、たぶんもう既読はつかない。
ユウ
よし、俺も勁草になる。ドライヤー3台で文化祭を救う!
🐶
🦊
リン
その勢いは好き。でもブレーカーは救わないで。静かに乾かそ
- ▶逆境でこそ本当の強さがわかる
- ▶人の誠実さや忠義をほめる時に使いやすい
- ▶困った場面で踏ん張る人が『勁草』
「疾風に勁草を知る」の使い方
逆境の中で踏ん張った人や、非常時に誠実さを見せた人を評価する場面で使うことが多い。やや格調のある表現で、日常会話でも使えるが、ほめ言葉として使うのが自然である。
「疾風に勁草を知る」の例文
- 大きなトラブルの中でも冷静に対応した彼を見て、まさに疾風に勁草を知ると思った。
- 会社が苦しい時期に最後まで仲間を支えた姿は、疾風に勁草を知るの一言だった。
「疾風に勁草を知る」の由来
中国の後漢書に見られる言葉で、強い風が吹いてはじめて丈夫な草が見分けられるというたとえに由来する。そこから、乱世や苦境においてこそ忠義や意志の強さが明らかになるという意味で使われるようになった。
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