後は野となれ山となれ
あとはのとなれやまとなれ
先の成り行きはどうなってもよいと、半ば投げやりに覚悟を決めること。
🏫 放課後、文化祭前日の教室
ユウタ
よし、飾り付け半分できたし、もう帰ろうぜ。後は野となれ山となれ!
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ミサキ
いやその言い方、だいぶ投げっぱなしジャーマンなんだけど。
※ユウタ、仕事を未来の自分に宅配しようとしている。
ユウタ
え、意味って『細かいことは気にすんな』みたいなやつじゃないの?
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ミサキ
近いけど、もっと雑。『もうここまで来たら、あとのことはどうにでもなれ』って半分ヤケの気分で使うことが多い。
ユウタ
想像より投げてた。ボールどころかグローブまで客席に投げてる。
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🌧️ 外は急に雨、窓の向こうで風が強い
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ミサキ
もともとは『先のことはもう知るか』って感じの言い回し。開き直りとか、やけっぱちな空気があるんだよね。
ユウタ
じゃあ先生に『企画書出したんで後は野となれ山となれです!』は、かなり危険?
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ミサキ
危険どころか、責任感をロッカーに置いてきた人になる。カジュアルな愚痴とか独り言向き。
※フォーマルな場で使うと、信頼がスッと席を立つ。
ユウタ
なるほど。じゃあ今の正しい使い方は『徹夜でやるしかない。後は野となれ山となれ』か。
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ミサキ
それは合ってるけど、合ってほしくない使い方! ほら、手を動かす!
- ▶『あとのことはどうにでもなれ』というヤケ気味の表現
- ▶前向きな決意より、投げやり・開き直りのニュアンスが強い
- ▶会議や仕事の場では軽々しく使わないほうが安全
「後は野となれ山となれ」の使い方
追い込まれて開き直る場面や、結果を気にしても仕方がないと腹をくくる場面で使う。やや否定的で投げやりな響きがあり、改まった場ではあまり向かない。
「後は野となれ山となれ」の例文
- 締切に間に合うかもうわからない。後は野となれ山となれで提出ボタンを押した。
- ここまで説明しても伝わらないなら、後は野となれ山となれだと彼は肩をすくめた。
「後は野となれ山となれ」の由来
「野となれ山となれ」は、物事の行く末が荒れようがどうなろうが構わないという気分を、野や山の姿にたとえた表現である。近世以降に広まった言い回しで、先の責任や結果を気にしない投げやりさを表す。
「後は野となれ山となれ」の誤用
『もう最善を尽くしたので、あとは天に任せる』という静かな達観や前向きな覚悟の意味で使うとずれやすい。本来は、開き直りややけっぱちなニュアンスが強い。
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