医者の不養生
いしゃのふようじょう
人には健康や大事なことを説きながら、自分ではそれを実行しないこと。
🏥 夜のクリニック。診察後の待合室。
ミナト
先生、のど痛いって言いながらエナジードリンク3本目いってない?
🧑💼
🩺
黒田先生
これはな、医療的に“気合い”の補給だ。たぶん。
※たぶんで診療されたくはない。
ミナト
いや先生、患者には“睡眠・栄養・安静”って毎回言ってるじゃん。
🧑💼
🩺
黒田先生
言ってる。めちゃくちゃ言ってる。だが自分には刺さらん日もある。
ミナト
それ、まさに『医者の不養生』じゃん。人には健康指導するのに、自分は体をいたわってないやつ。
🧑💼
🩺
黒田先生
うわ、ことわざで急所を突かれた。聴診器より痛い。
🍵 ミナト、エナドリを温かいお茶にすり替える。
ミナト
これ、医者だけの話じゃないよ。節約アドバイザーが課金しまくるとか、整理術の達人の机がカオスとか。
🧑💼
🩺
黒田先生
あるあるすぎる…。専門家ほど忙しくて、自分のこと後回しにしがちなんだよな。
※“知ってる”と“できてる”の間には、地味に深い谷がある。
ミナト
だから誰かがツッコんで止めるの、大事。今日は先生、早く帰って寝て。診察終了。
🧑💼
🩺
黒田先生
了解。明日から患者にも自分にも同じくらい優しくするわ。まずは寝る。超寝る。
- ▶人には立派な助言をするのに自分では実行しないこと
- ▶医者に限らず、専門家や詳しい人全般に使える
- ▶やや皮肉っぽいが、軽いツッコミとして使いやすい
「医者の不養生」の使い方
健康管理の話で使われることが多いが、医者に限らず、知識や指導力はあるのに自分自身には活かせていない人を軽く皮肉る場面で使う。ややくだけた響きがあり、日常会話でのツッコミとして使いやすい。
「医者の不養生」の例文
- 健康診断を勧めていた上司が自分は毎年受けておらず、まさに医者の不養生だと思った。
- 家計管理の本を書いているのに本人の部屋がレシートだらけで、医者の不養生みたいだと言われていた。
「医者の不養生」の由来
文字どおり、医者は人に養生を勧める立場でありながら、自分の健康管理はおろそかにしがちだという昔からの観察に由来することわざである。忙しさや過信から、自分のことは後回しになる人間の習性を表している。
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