来る者は拒まず、去る者は追わず
くるものはこばまず、さるものはおわず
自分のもとに来る人は受け入れ、離れていく人は無理に引き止めないこと。
☕ 放課後のカフェ、バイト募集の張り紙の前
ユウ
うちのサークル、入る人は大歓迎なんだけど、辞めるって言われると毎回めちゃ引き止めちゃうんだよな…
🐶
🦊
ミナト
それ、ほぼ“来る者は歓迎、去る者は全力タックル”じゃん。ことわざ変質してるぞ
※タックルは比喩です。たぶん。
ユウ
え、じゃあ『来る者は拒まず、去る者は追わず』って、ほんとにあっさりしてていいの?
🐶
🦊
ミナト
いい。来たい人は受け入れる、離れたい人は無理に止めないってこと。人間関係を変にこじらせにくい考え方ね
ユウ
でもさ、去る人を追わないって、冷たく見えない? なんか“はい解散〜”感あるじゃん
🐶
🦊
ミナト
冷たいというより、相手の意思を尊重する感じ。しがみつきすぎると、最後の空気が部活の卒業式みたいに重くなる
📱 ユウ、過去の引き止めLINEを見返して固まる
ユウ
『考え直さない?』『もう一回話そ?』『夢に出るよ?』……うわ、最後こわっ
🐶
※圧は愛情で薄まらないことがある。
🦊
ミナト
使いどころは、サークル、職場、友人関係とか。ウェルカム広め、執着少なめ、ってスタンスを言うときに便利
ユウ
なるほど。新メンバーには『ようこそ!』、辞める人には『今までありがと!』でいいわけか。大人っぽいな
🐶
🦊
ミナト
そうそう。ドアは開ける、でも足首はつかまない。名言っぽいけど普通に大事
- ▶来る人は受け入れ、去る人は無理に引き止めないこと
- ▶相手の自由や意思を尊重するニュアンスがある
- ▶人間関係や組織の姿勢を表すときに使いやすい
「来る者は拒まず、去る者は追わず」の使い方
人間関係や組織運営で、おおらかに受け入れつつ執着しすぎない姿勢を表すときに使う。やや達観した響きがあり、カジュアルにもあらたまった場にもなじみやすい。
「来る者は拒まず、去る者は追わず」の例文
- 彼は来る者は拒まず、去る者は追わずのタイプで、誰に対しても距離感が自然だ。
- 新しい取引先とは積極的に付き合う一方で、離れる相手を無理に引き止めない。まさに来る者は拒まず、去る者は追わずだ。
「来る者は拒まず、去る者は追わず」の由来
中国古典の発想にも通じる言い回しで、人の出入りに執着しすぎない処世観を表した表現として使われてきた。特定の一つの故事に強く結びつくというより、広く受け入れつつ去就は相手に任せる態度を示す成句である。
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