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鶏口となるも牛後となるなかれ

けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ

大きな集団の末端にいるより、小さな集団でも中心となるほうがよいということ。
🏫 放課後の進路相談。でっかい有名サークルか、小さな新設チームかで迷い中
ユウ
大手サークル入るか迷うんだよね。人数多いし安心感はある
🐣
🦊
ミナト
でも新設チームなら、ユウが中心になれそうじゃん
ユウ
中心って言っても、まだ5人だよ? ほぼ部室の人口密度スカスカ
🐣
※人数の少なさを空気みたいに言うな
🦊
ミナト
そこで出るのが『鶏口となるも牛後となるなかれ』よ
ユウ
急に漢字の圧が強い! どういう意味?
🐣
🦊
ミナト
大きな集団の後ろで埋もれるより、小さな集団でも先頭に立つほうがいいってこと
ユウ
なるほど。牛のしっぽ側で『すみません通ります…』ってなるより、鶏のくちばし側でピヨッと仕切れって感じか
🐣
※たとえが急に牧場と養鶏場を往復している
🦊
ミナト
そうそう。出世とか挑戦の話で使いやすい。会社でも部活でも、少人数でも裁量があるほうを選ぶ時とかね
ユウ
じゃあ『有名だから』だけで後ろにつくより、自分が動ける場所を選ぶのが大事か
🐣
🦊
ミナト
ただし、いつでも小さいほうが正義って意味じゃないよ。自分が力を発揮できるかが本体
📱 数日後、ユウからメッセージ
ユウ
新設チーム入った! いきなり広報担当になった!
🐣
🦊
ミナト
お、鶏口ルート来たじゃん
ユウ
でも仕事量が3倍。くちばし、思ったより忙しい
🐣
※先頭には先頭のバタバタがある。そこまで含めてこのことわざである
  • 大集団の末席より、小集団の中心を選ぶたとえ
  • 進路・転職・挑戦の場面で使いやすい
  • 『小さいほうが絶対いい』ではなく、主導権や裁量があるかが大事

鶏口となるも牛後となるなかれ」の使い方

進路選び、転職、昇進、チーム選択などで、自分が埋もれる大組織よりも活躍の余地がある小さな場を選ぶ文脈で使う。やや格言めいた言い方なので、日常会話でも使えるが、助言や判断の理由を語る場面で特にしっくりくる。

鶏口となるも牛後となるなかれ」の例文

  • 大企業の一部署に入るより、成長中の小さな会社で任されるほうがいい。まさに鶏口となるも牛後となるなかれだ。
  • 部のエースの控えでいるより、新チームで主将をやる道を選んだ彼は、鶏口となるも牛後となるなかれを地で行っている。

鶏口となるも牛後となるなかれ」の由来

中国の戦国時代の故事に由来する言葉で、『史記』などに見える。大国に従って末席に甘んじるより、小国でも独立して主となるほうがよいという考えを表した。

鶏口となるも牛後となるなかれ」の誤用

『とにかく大きい組織は悪く、小さい組織が正しい』という意味で受け取るのはずれる。規模の大小そのものではなく、主体的に動ける立場かどうかを重視する言葉である。

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