弘法筆を選ばず
こうぼうふでをえらばず
本当に実力のある人は、道具の良し悪しにあまり左右されないということ。
🖌️ 放課後の美術室。文化祭ポスター制作、開幕。
ミナト
やば。高級ペン忘れた。もう今日の俺、終了です。
🎨
😼
レン
はい出た、道具のせい選手権。じゃあこの学校備品のカス…いや、年季ある筆使う?
※言い直しがギリギリ早かった。
ミナト
この毛先バサバサ筆で!? 絶対ムリでしょ。線が踊るって。
🎨
😼
レン
そこで出るのが『弘法筆を選ばず』。ほんとに腕がある人は、道具が多少アレでもちゃんと仕上げるって意味。
ミナト
つまり、うまい人は百均のペンでも神作画できる、みたいな?
🎨
😼
レン
そうそう。弘法って、書の名人として有名な空海のこと。筆の良し悪しに振り回されないレベルってわけ。強すぎ。
🖼️ ミナト、半信半疑で古い筆をにぎる。
ミナト
でもこれ、下手な人が言うと『いや選んで』ってならない?
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😼
レン
なる。そこ大事。これは基本、実力ある人をほめる時とか、道具のせいにしすぎる人へのツッコミで使う。自分でドヤるとちょい危険。
※自称すると、一気に“筆より先に空気を選んで”案件になる。
ミナト
了解。じゃあ今日は言い訳やめて描くわ。もし微妙でも、それは筆じゃなくて俺の伸びしろ!
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😼
レン
前向きでえらい。ちなみに本当に大事な仕事では、道具選びも普通に大事。ことわざを雑に無敵カード化しないこと。
- ▶実力者は道具に左右されにくいというたとえ
- ▶道具のせいにしすぎる場面へのツッコミで使える
- ▶自分で言うと自慢っぽくなりやすい
「弘法筆を選ばず」の使い方
人の腕前をほめる場面や、道具不足を言い訳にしすぎている相手をたしなめる場面で使う。ややことわざらしい言い回しなので、日常会話でも使えるが、軽い冗談まじりだと自然である。
「弘法筆を選ばず」の例文
- 古いパソコンでも手際よく仕上げるなんて、まさに弘法筆を選ばずだね。
- 道具が完璧じゃなくても結果を出す先輩を見て、弘法筆を選ばずってこういうことかと思った。
「弘法筆を選ばず」の由来
『弘法』は平安時代の僧・空海のことを指し、書の名人として広く知られている。その空海ほどの達人なら筆を選ばずとも見事に書ける、というイメージから生まれたことわざである。
「弘法筆を選ばず」の誤用
『どんな仕事でも道具は不要だ』という意味で使うのは適切ではない。ことわざが示すのは達人の力量のたとえであり、実際には目的に合った道具選びが大切な場面も多い。
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