人事を尽くして天命を待つ
じんじをつくしててんめいをまつ
できる限りの努力をしたうえで、あとは結果を静かに待つこと。
📚 試験前夜、カフェで追い込み中
ユウ
もう無理かも。神頼みして寝たい。いや、むしろ神に解答用紙を書いてほしい。
🐶
🦉
ミナ
その前に自分の手を動かしな。神もたぶん『まず過去問やれ』って言う。
※いきなり正論パンチ。だが効く。
ユウ
それって、あのことわざ? 人事を尽くして天命を待つ、みたいな。
🐶
🦉
ミナ
そうそれ。やること全部やったら、あとは結果を落ち着いて待てって意味。先に運ゲー扱いするのは順番ちがう。
ユウ
なるほど。『天命を待つ』だけ切り取って、ぼーっと空を見る言葉じゃないのか。危な。
🐶
🦉
ミナ
むしろ逆。準備、努力、確認、見直し、そこまでやってから『あとは任せた』なのよ。最後だけ神々しくても点は増えん。
☕ ユウ、参考書を開き直す
ユウ
よし、英単語もう一周して、苦手な長文も一題やる。人事を尽くしてから寝る!
🐶
🦉
ミナ
それそれ。仕事でも試合でも使えるよ。『やるだけやった、あとは結果を待とう』って場面でぴったり。
※努力ゼロで言うと、ことわざ界から『まだ入口です』と札を出される。
- ▶先に全力を尽くすのが本体
- ▶その後で結果を静かに待つ
- ▶試験・仕事・勝負ごとで使いやすい
「人事を尽くして天命を待つ」の使い方
試験や仕事、勝負ごとなどで、準備や努力を十分に重ねたあとに使うことが多い。前向きで落ち着いた響きがあり、改まった場でも日常会話でも使いやすい。
「人事を尽くして天命を待つ」の例文
- プレゼンの準備はやれるだけやった。あとは人事を尽くして天命を待つだけだ。
- 大会前に練習を積み重ねたのだから、人事を尽くして天命を待とう。
「人事を尽くして天命を待つ」の由来
中国の古い思想や漢文表現を背景にもつ言い回しで、まず人としてなすべきことを尽くし、その後は天の定めに任せるという考え方に基づく。日本でも、努力と結果の受け止め方を表すことばとして広く使われてきた。
「人事を尽くして天命を待つ」の誤用
『何もしないで運に任せる』という意味で使うのは誤りである。大事なのは『天命を待つ』前に『人事を尽くす』ことにある。
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