袖振り合うも他生の縁
そでふりあうもたしょうのえん
道で袖が触れ合うようなささいな出会いでさえ、前世からの因縁による大切な縁だということ。
🚃 朝の電車、ぎゅうぎゅう一歩手前
ユウタ
あっ、袖ぶつかった。すみません!
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ミナ
大丈夫です。満員電車って袖、勝手に外交してきますよね
※初対面なのに返しが強い。会話のエンジンがかかった。
ユウタ
今のって、まさに『袖振り合うも他生の縁』ってやつ?
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ミナ
お、急にことわざ上級者。道で袖が触れるくらいの小さな出会いも、前世からの縁かもねって意味です
ユウタ
前世スケールで来るのか。『たまたま』をめっちゃ壮大にするじゃん
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ミナ
そうそう。だから人との出会いは雑にしないほうがいい、ってニュアンスもあるんです
☕ 数駅後、ふたりとも同じ駅で下車
ユウタ
駅まで同じ!? これはもう袖どころか改札も縁側に入ってきた
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ミナ
使い方としては、旅先や職場、新しい出会いで『このご縁を大事にしたいね』って感じで言うと自然です
※ナンパではなく、ことわざの実地講習になっているのがじわじわ面白い。
ユウタ
じゃあ今日の遅延も無駄じゃなかったな。袖振り合ったし、ことわざ覚えたし
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ミナ
その理解、満点です。小さな出会いでも、案外あとで効いてくるかもですよ
- ▶ほんの小さな出会いにも縁がある
- ▶人との関わりを大切にしよう、という含みがある
- ▶初対面や偶然の出会いで使いやすい
「袖振り合うも他生の縁」の使い方
偶然の出会いや一度きりに見える人との関わりにも意味がある、と丁寧に受け止めたい場面で使う。やや古風であたたかい響きがあり、あらたまった場でもカジュアルな会話でも使える。
「袖振り合うも他生の縁」の例文
- 旅先で隣の席になったのも袖振り合うも他生の縁だし、せっかくだから少し話してみよう。
- 新しい取引先との出会いも袖振り合うも他生の縁と思って、誠実に向き合いたい。
「袖振り合うも他生の縁」の由来
仏教的な輪廻転生の考え方を背景にした言い回しで、現世の小さな出会いも前世からの縁によるものだとする発想に由来する。「他生」は来世ではなく前世を含む別の生を指す。
「袖振り合うも他生の縁」の誤用
「他生」を『他人の人生』の意味だと思って使うのは誤りで、ここでは現世以外の生、特に前世からの因縁を表す。
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