大山鳴動して鼠一匹
たいざんめいどうしてねずみいっぴき
大きな騒ぎや前触れがあったわりに、結果はごく小さく拍子抜けすること。
🏫 放課後の教室。なにやら一大プロジェクトが始まる気配。
ユウタ
聞いてくれ。文化祭で“伝説になる発表”をやる。会場が揺れるレベル。
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🦊
ミオ
その言い方、もう煙出てる。で、何やるの?
ユウタ
巨大スクリーン!重低音!謎のカウントダウン!からの、超重大発表!
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※だいたい“前フリだけ豪華”な人の説明である。
🎪 文化祭当日。やたら壮大なBGMが流れる。
ユウタ
みんな注目!ついに発表の時だ!
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🦊
ミオ
この盛り上げ方、ラスボス登場くらいの圧なんだけど。
ユウタ
我ら2年B組は…文房具の貸し出し表を…デジタル化しました!!
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※静まり返る会場。BGMだけが無駄に勇ましい。
🦊
ミオ
いや地味!便利だけど地味!まさに“大山鳴動して鼠一匹”!
ユウタ
そんな…山ほど騒がせたのに、出てきたのが貸し出し表のPDF…
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🦊
ミオ
意味はね、“すごい騒ぎや大げさな前触れのわりに、結果はしょぼい”ってこと。
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ミオ
会議で“社運をかけた新企画!”って言って、出てきたのがロゴの色変更だけ、みたいな時にも使える。
ユウタ
なるほど。次からは発表前に山を鳴らしすぎないようにするわ。
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- ▶大げさな前フリのわりに結果が小さい時に使う
- ▶やや皮肉っぽい言い回し
- ▶期待はずれの場面でピタッとはまる
「大山鳴動して鼠一匹」の使い方
期待を大きくあおったのに、実際にはたいした結果が出なかった場面で使う。やや皮肉やあきれのニュアンスがあるため、改まった場でも使えるが、相手を強くからかいすぎない配慮は必要である。
「大山鳴動して鼠一匹」の例文
- 新製品発表会を大々的に開いたのに、内容が既存モデルの小さな改良だけで、大山鳴動して鼠一匹だった。
- 部長が『重大なお知らせがある』と言うから身構えたら、会議の開始時間が10分早まるだけで、大山鳴動して鼠一匹だった。
「大山鳴動して鼠一匹」の由来
中国の古い言い回しに由来する表現で、大きな山が鳴り動くほどの異変があったのに、出てきたのは鼠一匹だけだった、というたとえである。大げさな前兆と小さな結果の落差を印象的に示している。
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