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天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず

てんはひとのうえにひとをつくらず、ひとのしたにひとをつくらず

人は生まれつき上下の差があるのではなく、本来は平等であるということ。
🏫 放課後の教室。クラス委員決めで空気がモヤる
ユウタ
また“あいつの家すごいから向いてる”って流れ? それ、能力と関係なくない?
😅
📚
ミオ
そこで出てくるのが、この長めのことわざよ。タイトルだけで小テスト1問分あるやつ
※急に先生みたいな顔をし始めたミオ。でもノリは軽い
ユウタ
“天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず”。長っ。でも言いたいことは強そう
😅
📚
ミオ
意味はシンプル。生まれつき“この人は上、この人は下”って決まってるわけじゃない、ってこと
ユウタ
つまり、家柄とか見た目とか肩書きで“偉さランキング”作るなって話か
😅
📚
ミオ
そうそう。人としての価値は同じ。なのに勝手にレア度つけるの、ソシャゲ脳すぎる
🗳️ 委員決めの紙を見ながら、2人がひそひそ会議
ユウタ
じゃあ委員は“家がすごい人”じゃなくて、“ちゃんと動ける人”で選ぶべきだな
😅
📚
ミオ
うん。ただし“みんな同じだから努力しなくていい”って意味ではないからね。そこは別の話
※平等と手抜きを同じ箱に入れると、だいたい話がややこしくなる
ユウタ
なるほど。スタート時点で上下を決めつけるな、ってことか。最初からラスボス席とモブ席を作るなと
😅
📚
ミオ
そのたとえは妙にわかる。ちなみに福沢諭吉の『学問のすゝめ』で有名になった言葉だよ
ユウタ
よし、次に誰か“あの人のほうが格上”とか言い出したら、このことわざでカウンターするわ
😅
  • 生まれながらの上下はない、という考え
  • 家柄や肩書きで人の価値を決めつけない
  • 平等と“努力しなくていい”は別

天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の使い方

身分や家柄、肩書きなどで人に上下をつける考え方をしりぞけたい場面で使う。やや格調高い表現なので、スピーチや文章でも使いやすいが、日常会話でも理念を強く伝えたいときに合う。

天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の例文

  • 肩書きで新人を見下すのは違うよ。天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずって言うでしょ。
  • 家の事情で進路を決めつけるなんておかしい。天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずだ。

天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の由来

福沢諭吉の『学問のすゝめ』の冒頭にある有名な一節として広く知られる。人は本来平等だが、学びや行いによって実際の差が生まれるという文脈で語られている。

天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の誤用

この言葉は“結果の差が一切生まれない”とか“努力しなくても皆同じ”という意味ではない。本来は、生まれながらの身分で人の価値が決まるわけではないという考えを述べたものである。

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