七つ前は神の内
ななつまえはかみのうち
7歳くらいまでの子どもは、まだ純真で未熟な存在として大目に見るべきだということ。
🏠 夕方、親戚の家。お菓子の袋がなぜか空。
ミナト
え、クッキー消えてるんだけど。家にお菓子ブラックホールある?
🧃
🍵
ユイおば
さっきソウタがほっぺパンパンで歩いてたよ。ほぼ答え出てるね
ミナト
問い詰めるべき? でもまだ5歳だしな…
🧃
※ここで登場するのが、昔のことわざ「七つ前は神の内」。
🍵
ユイおば
『七つ前は神の内』って言ってね、7歳くらいまでの子は、まだ神さまのそばにいるような純真な存在って考えたんだよ
ミナト
つまり…クッキー泥棒じゃなくて、神のつまみ食い? スケールだけ急にでかいな
🧃
🍵
ユイおば
そうそう。だから昔は、小さい子の失敗をガチガチに責めすぎないって感覚があったわけ
🍪 そのころ、ソウタの口元にクッキーの証拠が残っている。
ミナト
じゃあ『なんで食べたの!』より、『次はひとこと言おうね』のほうがよさそうか
🧃
🍵
ユイおば
それそれ。甘やかし放題って意味じゃなくて、未熟さ込みで受け止めようってことね
※ことわざ、子どもに優しい。でもクッキーには厳しい現実。
👦 ソウタ登場。口のまわりがやたら正直。
ミナト
ソウタ、クッキーおいしかった?
🧃
🍵
ユイおば
次からは『食べていい?』って聞けたら、さらにかっこいいぞ〜
ミナト
なるほど。『七つ前は神の内』、小さい子のミスに大人が余裕を持てってことか
🧃
- ▶7歳くらいまでの子は純真で未熟な存在と見ること
- ▶小さい子の失敗を厳しく責めすぎない場面で使うこと
- ▶甘やかしではなく、大人の受け止め方を表すこと
「七つ前は神の内」の使い方
幼い子どもの失敗やいたずらに対して、頭ごなしに叱るのではなく、年齢相応の未熟さとして受け止めたい場面で使う。やや古風な言い回しで、しつけを否定するというより、大人の寛容さを示すニュアンスがある。
「七つ前は神の内」の例文
- まだ六歳なんだから、七つ前は神の内というし、今回は強く叱りすぎないで話して聞かせよう。
- 弟が花びんを割ってしまったが、七つ前は神の内ともいうので、まずはけががないか確かめた。
「七つ前は神の内」の由来
昔の日本で、7歳ごろまでの子どもは神仏の加護のもとにある特別な存在と考えられていたことに由来する。乳幼児の死亡率が高かった時代背景もあり、幼い子をこの世に定着しきっていない尊い存在として見る感覚が反映されている。
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