猫に鰹節
ねこにかつおぶし
強く欲しがるものをその人のそばに置くと、失敗や問題が起こりやすいということ。
🏠 放課後、家庭科室の前。いい匂いがただよっている
ミオ
見てユウ、先生が出汁用の鰹節おきっぱなし。これはもう香りの暴力。
🐱
🦊
ユウ
その顔やめて。目が完全に“今すぐ踊りかかります”なんだけど。
※ミオは猫舌なのに、こういうときだけ猫っぽさが限界突破する
ミオ
いやいや、私は理性ある人間。鰹節ごときで取り乱したり…ちょっとしかしない。
🐱
🦊
ユウ
それを見て思い出した。『猫に鰹節』ってことわざ、まさに今。
ミオ
え、どういう意味? 猫に動画見せたら喜ぶ、みたいな平和な話?
🐱
🦊
ユウ
ちがうちがう。大好物を目の前に置いたら、そりゃ我慢できないでしょって話。つまり、油断すると危ない状況のたとえ。
ミオ
なるほど。私に鰹節を預けるのは、財布を開けたままセール会場に行く感じか。
🐱
🦊
ユウ
かなり近い。たとえば、お菓子大好きな人に“この限定プリン見てて”って任せるのも『猫に鰹節』。
👀 ミオ、鰹節を見つめたまま固まる
ミオ
でもこれ、猫が悪いみたいでちょっと気の毒じゃない? 鰹節側にも責任あるって。香り強すぎ。
🐱
※責任の所在を鰹節に広げる新説が誕生した
🦊
ユウ
由来もそのまんまで、猫のそばに鰹節を置いたら危ないって昔の感覚から来てる。番を任せるなんてムチャ、ってこと。
ミオ
了解。今日から覚えた。『ミオに鰹節、ユウにゲーム新作』はどっちも危険。
🐱
- ▶大好物や欲しいものを前にすると我慢しにくい状況のたとえ
- ▶信用しすぎると危ない相手・場面で使う
- ▶由来は猫と鰹節のわかりやすい組み合わせそのもの
「猫に鰹節」の使い方
誘惑に弱い人へ大事なものの管理を任せるような、油断できない場面で使う。ややくだけた表現で、軽い注意やたとえ話として使いやすい。
「猫に鰹節」の例文
- 甘いものに目がない弟にケーキの留守番を頼むなんて、猫に鰹節だ。
- 機密情報に興味津々の人を資料室の鍵番にするのは、まさに猫に鰹節である。
「猫に鰹節」の由来
猫の大好物とされる鰹節を猫のそばに置けば、盗み食いされかねないという身近な情景から生まれたことわざである。欲望を刺激するものを目の前に置く危うさを、誰にでも伝わる形で表している。
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