能ある鷹は爪を隠す
のうあるたかはつめをかくす
本当に実力のある人は、普段それをむやみに見せびらかさないこと。
🏫 放課後の教室。テスト返却タイム
ユウタ
見て見て、オレ今回けっこうできたかも。たぶん78点。勝ったな。
🐣
🦅
レイ
へえ、すごいじゃん。
ユウタ
レイは? いつも『いや全然』って顔してるけど。
🐣
🦅
レイ
まあ、ぼちぼち。
📄 返却された答案を見て、教室がざわつく
ユウタ
え、レイ98点!? ぼちぼちのスケールどうなってんの!?
🐣
※『ちょっと走った』でフルマラソン完走するタイプだった。
🦅
レイ
こういうのをね、『能ある鷹は爪を隠す』っていうんだよ。
ユウタ
できる人ほど、わざわざ自慢しないって意味?
🐣
🦅
レイ
そうそう。鷹って強いけど、普段から『見てこの爪!』って振り回さないでしょ。必要なときにだけ実力を出す感じ。
ユウタ
なるほど。オレは爪ないのにずっとカチャカチャ鳴らしてたわ。
🐣
※それはただの気合いである。
⚽ 翌日、部活の試合前
ユウタ
今日は静かにしてよう。できる男っぽく。
🐣
🦅
レイ
うん、それはいいけど、準備運動は隠さなくていいからね。
ユウタ
そこは出しとくやつか。ことわざ、便利そうで意外と細かいな。
🐣
- ▶実力がある人ほどむやみに自慢しない
- ▶必要な場面で力を発揮するたとえ
- ▶謙虚で落ち着いた人をほめるときに使いやすい
「能ある鷹は爪を隠す」の使い方
能力の高い人が普段は控えめにしている様子をほめたり、実力者の謙虚さを表したりするときに使う。基本的には肯定的な表現で、日常会話でも文章でも使いやすい。
「能ある鷹は爪を隠す」の例文
- 彼は会議では静かだけど、いざという場面では的確な提案を出す。まさに能ある鷹は爪を隠すだ。
- 新人だと思っていたら全国大会の経験者だった。能ある鷹は爪を隠すとはこのことだね。
「能ある鷹は爪を隠す」の由来
鷹は鋭い爪を持つ猛禽だが、普段はその力をことさらに誇示しないというイメージから生まれたことわざである。優れた能力を持つ人の慎み深さを、鷹の姿にたとえて表している。
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