馬鹿と鋏は使いよう
ばかとはさみはつかいよう
能力が低そうに見える人や扱いにくい道具でも、使い方しだいで役に立つということ。
🏫 放課後の教室、文化祭の準備中
ユウタ
やば。ポスター用の色紙、ぜんぶギザギザに切っちゃった…
🐶
🦊
ミサキ
え、ハサミの使い方がワイルドすぎる。紙が泣いてる
※ユウタ、図工スキルは元気だけでできている。
ユウタ
もう俺、作業から外されたほうがよくない? 戦力外通告?
🐶
🦊
ミサキ
いやいや、そこで出るのが『馬鹿と鋏は使いよう』よ
ユウタ
急にことわざで刺してきた!? それ、かなり雑に言うと俺がハサミ枠?
🐶
🦊
ミサキ
意味はね、扱いが難しそうな人や道具でも、使い方しだいでちゃんと役立つってこと
✂️ ミサキ、作業分担表を書き直す
🦊
ミサキ
ユウタは細かく切る係じゃなくて、でっかい背景をまっすぐ切る係。あと声出し担当
ユウタ
それならいける! まっすぐ切るのと盛り上げるの、わりと得意!
🐶
※適材適所に置かれた瞬間、人は急に輝く。たぶんハサミも。
🦊
ミサキ
由来は、切れ味のいいハサミも使い方が悪いとダメだし、逆にクセのあるものでも使い道しだいって感覚から来てるんだって
ユウタ
なるほど。つまり俺はポンコツ確定じゃなくて、説明書が必要な高機能ってことね
🐶
🦊
ミサキ
言い方はだいぶ盛ったけど、まあ方向性はそれ。人に対して使うとちょいキツいから、場面は選んでね
- ▶使い方しだいで人も道具も役立つ
- ▶適材適所を表すことが多い
- ▶人に向けるときは少し失礼になりやすい
「馬鹿と鋏は使いよう」の使い方
人材配置や道具の扱い方について、適材適所の大切さをややくだけた調子で言うときに使う。人を『馬鹿』と呼ぶ形になるため、冗談が通じる間柄以外では使い方に注意がいる。
「馬鹿と鋏は使いよう」の例文
- あの後輩も馬鹿と鋏は使いようで、接客より在庫管理を任せたら一気に力を発揮した。
- この古い道具、馬鹿と鋏は使いようで、用途をしぼればまだまだ現役だ。
「馬鹿と鋏は使いよう」の由来
江戸時代から使われてきたことわざで、切れ味のある鋏も使い手が悪ければ役に立たないことになぞらえた表現である。そこから、扱いが難しい人や物でも用い方しだいで活かせるという意味で広まった。
「馬鹿と鋏は使いよう」の誤用
相手を露骨に見下す悪口としてだけ使うのは、本来の『使い方しだいで活かせる』という意味から外れやすい。適材適所や運用の工夫を述べる文脈で使うのが自然である。
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