百戦百勝は善の善なる者に非ず
ひゃくせんひゃくしょうはぜんのぜんなるものにあらず
何度戦って何度勝つよりも、そもそも戦わずに目的を達するほうが真に優れているということ。
🎮 放課後、対戦ゲームで30連勝してドヤる瞬間
レン
見た? 30連勝。もはや俺、無敗の王。拍手はBGMで頼む。
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ミオ
そのドヤ顔に水を差すけど、『百戦百勝は善の善なる者に非ず』って言葉あるよ。
レン
え、100回戦って100回勝っても、まだ上がいるの? インフレえぐいな。
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※急にランキング世界の住人みたいな発想をするレン。
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ミオ
ざっくり言うと、毎回勝つこと自体が最高ってわけじゃない、って話。いちばんすごいのは、戦わずに相手を従わせること。
レン
つまり俺が強すぎて、対戦募集しただけでみんな帰る状態? それはそれで寂しい。
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🦊
ミオ
近いけど、もっと広くて、争いを起こさず目的を達成するのが上策ってこと。勝っても毎回消耗してたらコスパ悪いでしょ。
📚 ミオ、急に軍師モードで解説を始める
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ミオ
これ、『孫子』の考え方なんだ。敵をボコボコにして勝つより、戦わずに相手の計画をくずしたり、うまく収めたりするほうが上っていう。
レン
なるほど。テスト前に徹夜で殴り合うんじゃなく、普段から勉強して余裕で終わらせる感じか。平和。
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ミオ
そうそう。仕事でも部活でも、毎回ガチ衝突して勝つ人より、そもそも揉めないように回せる人が強い。大人の強さってやつ。
レン
じゃあ俺の30連勝、自慢の仕方まちがってた?
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🦊
ミオ
いや、すごいのはすごい。ただ『勝ち続ける=最強の理想』ではない、ってだけ。今日の学び、ドヤ顔はほどほどに。
※レンはその後、プロフィール欄の『無敗の王』を『なるべく平和に勝ちたい人』へ変更した。ちょっとだけ成長。
- ▶毎回勝つより、争わずに目的を果たすほうが上
- ▶出典は『孫子』の戦わずして勝つ発想
- ▶人間関係や仕事でも使える考え方
「百戦百勝は善の善なる者に非ず」の使い方
勝負や対立で勝ち続けること自体を手放しで称賛せず、より高いレベルの解決策を示したい場面で使う。やや硬めの表現だが、仕事の交渉や組織運営、人間関係の助言にもなじむ。
「百戦百勝は善の善なる者に非ず」の例文
- 会議で毎回相手部署を論破しても理想的とは限らない。百戦百勝は善の善なる者に非ず、対立を生まない調整こそ大事だ。
- 営業で競合に勝ち続けるより、そもそも比較されにくい独自の価値を作るほうが強い。まさに百戦百勝は善の善なる者に非ずだ。
「百戦百勝は善の善なる者に非ず」の由来
中国の兵法書『孫子』の「謀攻篇」に見られる句で、百回戦って百回勝つことは最上ではなく、戦わずして相手を屈服させるのが最善だと説く文脈にある。武力や正面対決だけに頼らない、戦略の重要性を示した言葉である。
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