下手の横好き
へたのよこずき
上手ではないのに、その物事をひどく好み熱中していること。
🎮 放課後、ゲーム配信の準備中
タクミ
今日こそ神プレイ見せる。視聴者がひっくり返るやつ。
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ミオ
昨日も同じこと言って、3分で落下してたよね。
※開始前から信頼残高がギリギリである。
タクミ
でも好きなんだよ、このゲーム。毎日やっても飽きない。
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ミオ
それ、まさに『下手の横好き』じゃん。上手くはないけど、やたら好きなやつ。
タクミ
え、悪口? なんか横から好きって、急に変な方向から刺してきた?
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ミオ
違う違う。『横好き』は、得意じゃないのに妙に熱中するって意味。ちょいイジり感はあるけどね。
📚 ミオ、ことわざ解説モードに入る
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ミオ
昔から、下手なのに三味線とか俳句とかに夢中な人っていたわけ。で、『いや好きすぎるだろ』って感じで言ったのが広まった。
タクミ
なるほど。つまり俺は実力はさておき、情熱だけは特盛。
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ミオ
そう。文化系でもスポーツでも使えるよ。『うちの部長、歌は下手の横好きだけど毎回ソロやる』みたいに。
※言い方しだいで、愛あるイジりにもただの失礼にもなる。取り扱い注意。
📱 配信スタート10分後
タクミ
また落下した。コメント欄が『今日も通常運転』で埋まってる。
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ミオ
でも楽しそうだからOK。下手の横好き、ここに極まれり。
タクミ
よし、ことわざを体現する男として明日もやる。上手くなる予定は未定。
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- ▶上手くなくても、やたら好きなことを指す
- ▶少しからかう響きがあるので相手には配慮
- ▶趣味や特技の話で使いやすい
「下手の横好き」の使い方
趣味や習い事などで、腕前は今ひとつでも本人が強く楽しんで続けている場面で使う。ややからかいを含む言い方なので、親しい間柄では使いやすいが、相手を選んだほうがよい。
「下手の横好き」の例文
- 父はギターが下手の横好きで、休みの日になると朝から晩まで弾いている。
- 彼は料理が下手の横好きだが、新しいレシピを試す情熱だけは誰にも負けない。
「下手の横好き」の由来
『下手』は技量が劣ること、『横好き』は本筋ではないのにむやみに好むことを表す語で、この二つを重ねてできた言い回しである。江戸時代ごろから、芸事や趣味に熱中する人をややおかしく評する表現として使われてきた。
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