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一寸の虫にも五分の魂

いっすんのむしにもごぶのたましい

どんなに小さく弱く見えるものにも、それぞれの意地や命の尊さがあるということ。
🌿 公園のベンチ。アリの行列を見つめる2人。
ユウタ
見て見て、このアリちっちゃ。息でふーしたら隊列くずれそう。
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ミサキ
やめなー? そこで出るのが『一寸の虫にも五分の魂』ってやつ。
ユウタ
急にことわざ先生きた。つまり、虫もわりと気合い入って生きてるってこと?
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ミサキ
だいたいそれ。体は小さくても、命も意地もちゃんとあるって意味。ナメたら返り討ち、みたいな。
※アリ相手に返り討ちを想像して、ユウタの指がちょっと引っ込んだ。
ユウタ
たしかに。小さいからって雑に扱うの、感じ悪いな。
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ミサキ
人にも使えるよ。新人とか年下とか、立場が弱そうでも、ちゃんとプライドも考えもあるぞって。
ユウタ
あー、『相手ちっちゃく見積もるな』ってことか。ことわざ、見た目よりパンチあるな。
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🐜 アリがユウタの靴をするっと避けて進んでいく。
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ミサキ
しかも由来は、ほんの小さな虫ですら魂を持つっていう昔の感覚から。サイズで命の重さは決まらん、って話。
ユウタ
了解。今後はアリにも新人にも、上から目線オフでいきます。
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※その直後、自販機の下の小銭を取ろうとして届かず、ユウタは小さき者の無念をちょっと知った。
  • 小さく弱く見えても、命や意地はある
  • 相手を見くびるな、雑に扱うな
  • 虫だけでなく人間関係にも使える

一寸の虫にも五分の魂」の使い方

弱そうに見える相手を見くびってはいけない場面や、立場の弱い人にも感情や誇りがあると伝えたいときに使う。やや教訓的だが、日常会話でもたしなめるように使いやすい。

一寸の虫にも五分の魂」の例文

  • 相手が新人だからって雑に当たるなよ。一寸の虫にも五分の魂だ。
  • 小さな店だからと軽く見ていたら、企画力がすごかった。一寸の虫にも五分の魂だね。

一寸の虫にも五分の魂」の由来

「一寸」はごくわずかな長さ、「五分」もその半分ほどの小さな単位で、きわめて小さい虫をたとえた表現である。そんな小さな虫にも魂があるとすることで、どんな存在にも侮れない意地や命があることを示したことわざ。

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