独活の大木
うどのたいぼく
体ばかり大きくて、役に立たないことのたとえ。
🏫 放課後の教室。文化祭の出し物会議中
リク
見て。うちのクラスの看板、全長3メートル案。圧がすごい。優勝。
🦊
🐼
ミオ
でかっ。でもそれ、教室のドア通れる?
リク
……通れないかも。でも存在感はある。
🦊
※存在感だけで勝てたら、段ボールの王である。
🐼
ミオ
それさ、まさに『独活の大木』っぽいね。大きいけど、あんまり役に立たないやつ。
リク
え、植物なのに急に悪口うまっ。独活ってそんなキャラなの?
🦊
🐼
ミオ
独活は山菜のウドのこと。若いうちは食べられるけど、大きく育ちすぎると茎がスカスカで、木みたいでも材木にもならない。
リク
なるほど。でかいのに実用性がない、見た目だけ番長ってことか。うちの看板、急に親近感。
🦊
📏 リク、看板の設計図を見直す
🐼
ミオ
人にも使うけど、面と向かって言うとけっこう刺さるから注意ね。軽くイジる場面より、説明っぽく使うほうが安全。
リク
たしかに。『あの企画、サイズだけは立派だけど中身が追いついてないね』みたいな時に使う感じか。
🦊
※学んだ結果、看板は“ちゃんと運べるサイズ”に進化した。文明の勝利。
- ▶大きいだけで役に立たないことのたとえ
- ▶ウドは育ちすぎると実用性が下がる
- ▶人に使うときはやや辛口なので注意
「独活の大木」の使い方
人や物事について、見た目や規模は立派でも実力や実用性が伴っていない場面で使う。やや皮肉や批判の響きがあるため、カジュアルな会話でも相手を直接指して使うときは注意が必要である。
「独活の大木」の例文
- 新しく入った棚は大きいばかりで収納しづらく、まるで独活の大木だ。
- 肩書きは立派でも現場では何も決められないなんて、独活の大木と言われても仕方ない。
「独活の大木」の由来
独活は若芽を食べる山菜として知られるが、成長して大きくなると茎の中がやわらかく空洞っぽくなり、木のように見えても材としては使いにくい。そこから、大きいだけで実用性に乏しいものを指すたとえとして使われるようになった。
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