噂をすれば影がさす
うわさをすればかげがさす
人の噂をしていると、ちょうどその本人が現れること。
☕ 放課後のカフェ。テスト返却の直後で空気がざわついている
ミナト
なあ、先生の“突然小テスト”スキル、もはや天気予報より当たらん?
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ユイ
わかる。しかも神出鬼没。今ごろどこかで次のテストを育ててそう
※完全に油断した生徒2名、口がすべっている
ミナト
てか田中先生のこと話すと、毎回ほんとに来そうでこわいんだよな
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ユイ
それ、“噂をすれば影がさす”ってやつじゃん。話題にした本人が、ひょこっと現れるやつ
🚪 その瞬間、カフェのドアがカランと鳴る
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田中先生
おや、私の話かな?
ミナト
うわ出た!! ことわざの実演販売みたいな登場やめてください!
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ユイ
ほらね。噂したら来た。影どころか本人フル出場
※このことわざの“影”は、本人そのものではなく“気配”や“姿が見えること”のたとえ
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田中先生
悪口でも雑談でも、話していた相手がちょうど現れたときに使う。昔からある“あるある”だよ
ミナト
なるほど。“昨日その店の話してたら、今日ちょうど見つけた”は違うんすね
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ユイ
それは人じゃないから別。これは基本、噂してた人が来たときに使うやつ
🌆 帰り道。ミナトがスマホを見ながらニヤつく
ミナト
じゃあ今度、部長の噂したら秒で来るか試してみる?
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ユイ
やめときな。ことわざの勉強であって、召喚の儀じゃない
- ▶噂していた本人が現れたときに使う
- ▶“影”は気配や姿のたとえ
- ▶物や出来事に対しては普通あまり使わない
「噂をすれば影がさす」の使い方
日常会話で、誰かの話題をしていたところへ当人が現れた場面で使う、ややくだけたことわざである。驚きや気まずさ、おかしみをこめて使うことが多い。
「噂をすれば影がさす」の例文
- 『部長のこと話してたら来たよ。噂をすれば影がさす、だね』
- 『ちょうど彼女の話をしていたら本人から電話が来て、まさに噂をすれば影がさすと思った』
「噂をすれば影がさす」の由来
昔から、人のことを話しているとその相手が不思議と現れる、という生活実感から生まれたことわざである。“影”は本人の姿や気配が見えることを表している。
「噂をすれば影がさす」の誤用
人ではなく、店や物、出来事が現れた場合に使うのは不自然になりやすい。基本的には、話題にしていた当人が実際に現れた場面で使う。
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