江戸の敵を長崎で討つ
えどのかたきをながさきでうつ
ある場所や相手への恨みを、別の場所や別の相手に向けて晴らすこと。
🍜 放課後、ラーメン屋の行列で事件発生
ユウタ
昨日、学食のプリン最後の1個をタクミに取られたんだよね
😎
🐥
ミサキ
で、今日はラーメン屋で店主に替え玉3回頼んでるの何? 復讐の向き先、迷子すぎん?
※プリンの恨みを麺で晴らそうとしている。だいぶ遠い。
ユウタ
いや、なんか悔しくて…別件で取り返したい気分だった
😎
🐥
ミサキ
それ、まさに『江戸の敵を長崎で討つ』じゃん。相手も場所もズレてるやつ
ユウタ
え、江戸でムカついたのを長崎で回収する感じ? だいぶ移動してるな
😎
🐥
ミサキ
そうそう。ある場所や相手への恨みや不満を、全然別の場所や別件で晴らすこと。八つ当たりっぽい時にも使う
🚄 ことわざ解説モード、急に開通
ユウタ
じゃあ『部長に注意されたから家でクッション殴る』も近い?
😎
🐥
ミサキ
近いけど、ことわざとしては“別の相手や場面で仕返しする・うっぷんを晴らす”感が強め。クッションは完全に無実
ユウタ
由来も気になる。なんで長崎? せめて品川とかじゃダメ?
😎
🐥
ミサキ
江戸と長崎って当時かなり離れてて、場所がズレまくってる感じを強く出せるのよ。だから“そこでやる!?”ってズレた仕返しのたとえになった
※距離があるほど、話のズレも映える。ことわざ界のロングパスである。
ユウタ
了解。じゃあ俺はまずタクミ本人に『次のプリンは半分こで』って交渉するわ。長崎まで行く前に済ませる
😎
- ▶別の相手・別の場所で恨みを晴らすたとえ
- ▶八つ当たりや筋違いの仕返しに近い
- ▶ズレた怒り方を茶化す時にも使える
「江戸の敵を長崎で討つ」の使い方
筋違いの仕返しや八つ当たりを表すときに使う、ややくだけたことわざである。日常会話で、怒りの向き先がズレている場面を皮肉っぽく言うのに向く。
「江戸の敵を長崎で討つ」の例文
- 部長に叱られた腹いせに後輩へきつく当たるなんて、江戸の敵を長崎で討つようなものだ。
- 試合に負けた悔しさを家族にぶつけるのは、江戸の敵を長崎で討つと言われても仕方ない。
「江戸の敵を長崎で討つ」の由来
江戸で受けた恨みを、遠く離れた長崎で晴らすというたとえから生まれた表現である。江戸と長崎という大きく隔たった土地を並べることで、仕返しの場所や相手がひどく食い違っていることを印象づけている。
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