負うた子に教えられて浅瀬を渡る
おうたこにおしえられてあさせをわたる
立場の上の者が、かえって下の者や年少者から教えられること。
🏞️ 川遊びに来た親子。見た目はのどか、中身は学びの時間。
タケル
よーし、父の威厳を見せて川をスイスイ渡るぞ
🧢
🐥
リン
その前に、そこ深いよ。右のほう浅い
※開始3秒で威厳が水しぶきになりかけた。
タケル
え、マジ? なんでそんな地形に詳しいの
🧢
🐥
リン
さっき石投げて調べた。理科のフィールドワークです
タケル
小学生の調査力、たまに大人の見栄を軽く飛び越えるな…
🧢
💦 親は子を背負い、子は上からナビする。完全に逆転。
🐥
リン
あと一歩左。そこ滑る。父、足元よし
タケル
はい隊長。もはや背負ってるのに導かれてる
🧢
※これが『負うた子に教えられて浅瀬を渡る』。立場は上でも、知ってるのは下とは限らない。
タケル
会社でもあるわ。ベテランの俺が、新人のショートカット術に救われるやつ
🧢
🐥
リン
それ、素直に聞ける人は強いよ。変なプライドで深いとこ行くとビシャッてなるし
タケル
名言きた。年上だから全部知ってる、はもう卒業します
🧢
- ▶年下や立場が下の人から学ぶことがある
- ▶知識や経験は見た目の上下と一致しない
- ▶素直に教わる姿勢が大事
「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」の使い方
年長者や先輩、上司などが、年少者や後輩から有益な助言を受けた場面で使う。ややユーモラスに、自分の思い込みや見栄をほぐしながら使うことが多い。
「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」の例文
- 機械に強い新人に設定を教わって、まさに負うた子に教えられて浅瀬を渡る気分だった。
- 子どもに近道を案内されて、負うた子に教えられて浅瀬を渡るとはこのことだと思った。
「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」の由来
子を背負って川の浅瀬を渡る親が、その背中の子どもから安全な場所を教えられるという情景に由来する。自分が導く立場だと思っていても、実際には相手の知恵に助けられることをたとえたことわざである。
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