帯に短く襷に長し
おびにみじかくたすきにながし
中途半端で、どちらの用途にも合わず役に立ちにくいこと。
🧵 文化祭の準備室。衣装づくりで布が足りるか大騒ぎ。
ミナト
見てこの布! ベルトにするには短いし、肩にかける飾りにするには長い。絶妙に使いづらい!
🦊
🐼
リン
それ、まさに『帯に短く襷に長し』じゃん。便利そうで便利じゃないやつ。
※急にことわざを差し込んでくる、語彙つよ友人。
ミナト
え、どういう意味? なんか“中途半端選手権優勝”みたいな感じ?
🦊
🐼
リン
だいたい合ってる。帯にするには短すぎるし、襷にするには長すぎる。つまり、どっちにも微妙で役に立ちにくいってこと。
ミナト
うわ、今日のこの布にピッタリすぎる。ことわざ、現場に降臨。
🦊
🎭 その後、衣装案の会議へ。
ミナト
この企画書もそうかも。説明が短くて内容は伝わらないのに、発表用には逆に細かすぎる。
🦊
🐼
リン
それも使えるね。サイズだけじゃなくて、内容や性質が中途半端で、どっちつかずな時にも言える。
※布から企画書まで射程に入る。ことわざ、意外と仕事が広い。
ミナト
じゃあ褒め言葉ではない? “万能じゃん!”の逆?
🦊
🐼
リン
そうそう。ちょい皮肉まじりで、“どれにも合ってないなあ”って時に使う感じ。
ミナト
覚えた。次に先生の資料が微妙な長さだったら、心の中でだけ言うわ。声には出さない。生きる知恵。
🦊
※学んだのはことわざだけではなかった。
- ▶どちらにも合わない中途半端さをたとえる
- ▶物の長さだけでなく内容や性質にも使える
- ▶やや皮肉っぽい場面で使うことが多い
「帯に短く襷に長し」の使い方
物の大きさや長さが合わない時だけでなく、内容や性質がどっちつかずで使いにくい場面にも使う。やや否定的で皮肉を込めた言い方なので、カジュアルな会話や軽い批評で使われることが多い。
「帯に短く襷に長し」の例文
- この説明書、初心者向けには難しいし詳しい人には物足りない。帯に短く襷に長しだね。
- 新しい会議室は広すぎて少人数には落ち着かないし、大人数には足りない。まさに帯に短く襷に長しだ。
「帯に短く襷に長し」の由来
和服に使う帯と襷の長さの違いから生まれた言い回しである。一本のひもや布が、帯にするには短く、襷にするには長すぎて、どちらにもぴったり合わないことをたとえた。
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