飼い犬に手を嚙まれる
かいいぬにてをかまれる
面倒を見ていた相手や信頼していた相手から、かえって裏切りや害を受けること。
☕ 昼休み、会社の休憩スペース
ミナト
後輩のタクミに資料づくり教えてたのに、会議でぼくの案を全否定してきた…
🐶
🦊
サエ
うわ、それ完全に『飼い犬に手を嚙まれる』じゃん。育てた側がダメージ受けるやつ
※恩を売ったつもりが、まさかの反撃。心のHPがごっそり減る場面である
ミナト
でも犬っていうか、ほぼ毎日ランチも奢ってたんだけど。だいぶ手厚く育成したよ?
🐶
🦊
サエ
その“手厚さ”がリアルすぎるのよ。意味は、面倒を見たり信頼してた相手に裏切られること
ミナト
なるほど…身内とか部下とか、近い相手にやられた時のことわざなんだ
🐶
🦊
サエ
そうそう。敵にやられたらただの敗北。でも味方だと思ってた相手だと、ショックが倍盛りになる
📱 そこへ社内チャットが鳴る
ミナト
あ、タクミから『先輩の案を土台にしました!ありがとうございます!』って来た。土台て。ほぼ本体では?
🐶
🦊
サエ
骨だけ借りました、みたいな顔で肉ぜんぶ持ってってるな。用例として満点
※このことわざ、恋愛でも仕事でも友情でも使える。距離が近いぶん刺さるのだ
ミナト
じゃあ今度から、後輩が急に対抗してきたら『飼い犬に手を嚙まれた気分だよ』って言えばいい?
🐶
🦊
サエ
アリ。ただし冗談っぽくならまだしも、本人に真正面から言うと空気がカチコチになるから注意ね
ミナト
了解。ことわざは便利。でも使いどころミスると、今度はぼくが嚙む側になるやつだ
🐶
- ▶信頼していた相手からの裏切りをたとえる
- ▶部下・後輩・身近な人との場面で使いやすい
- ▶本人に直接ぶつけるとキツく聞こえやすい
「飼い犬に手を嚙まれる」の使い方
後輩や部下、親しい相手など、自分に近い立場の人から思わぬ反撃や裏切りを受けた場面で使う。やや否定的で感情のこもった言い方なので、軽い雑談や振り返りでは使いやすいが、本人に直接向けると角が立ちやすい。
「飼い犬に手を嚙まれる」の例文
- あれだけ目をかけていたのに、独立した途端に取引先まで持っていかれて、まさに飼い犬に手を嚙まれた。
- 信頼して仕事を任せていた部下に責任を押しつけられて、飼い犬に手を嚙まれる思いだった。
「飼い犬に手を嚙まれる」の由来
人に飼われ、ふだんは従っているはずの犬が、その飼い主の手を嚙むというイメージから生まれたことわざである。世話をした相手から逆に害を受ける意外性と痛さを、身近な動物にたとえて表している。
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