火事と喧嘩は江戸の花
かじとけんかはえどのはな
火事や喧嘩が多かった江戸の町では、それらが名物のように人目を引く出来事だったということ。
🏮 浅草っぽい祭りの帰り道
ハヤト
うわ、向こうめっちゃ人だかり。何あれ、また誰か言い合ってる?
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おリン
江戸っ子ならそこで一句…じゃなくて一言よ。『火事と喧嘩は江戸の花』ってね
ハヤト
いや花って。危ないし、全然お花見テンションじゃないんだけど
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※まともな感想である。
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おリン
もちろん本当にめでたいって意味じゃないよ。当時の江戸では火事も喧嘩も多くて、町の名物みたいに語られたの
ハヤト
名物のクセが強すぎる。甘味処とかにしてほしい
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おリン
木の家が多くて火事が起きやすかったし、人も多くて気が短い人もいたからね。派手で目立つ出来事ってことで“花”
🔥 遠くで半鐘みたいな音がして、みんなそわそわ
ハヤト
じゃあ今は、都会でゴタゴタが多いときの皮肉っぽい言い方って感じ?
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おリン
そうそう。『また始まったよ、この街の風物詩』みたいに、ちょい呆れつつ使うとしっくりくる
ハヤト
なるほど。『うちのサークル、締切前の言い争いはもはや花』とか?
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おリン
規模は小さいけどノリは近い。でも本物の火事には使うより、昔の江戸文化を語る場面のほうが安全ね
- ▶江戸で火事や喧嘩が多かったことを表すことわざ
- ▶“花”は人気や目立つもののたとえ
- ▶今は風物詩っぽく、やや皮肉をこめて使う
「火事と喧嘩は江戸の花」の使い方
江戸の町人気質や当時の風俗を語る場面で使われることが多い。現代では、ある場所で騒ぎやもめ事が頻発する様子を、やや皮肉まじりにたとえる言い方として使える。
「火事と喧嘩は江戸の花」の例文
- 火事と喧嘩は江戸の花と言われるほど、江戸の町では騒がしい出来事が日常の一部だった。
- あの商店街、祭りのたびに言い争いが起きて、まるで火事と喧嘩は江戸の花みたいだ。
「火事と喧嘩は江戸の花」の由来
江戸は木造家屋が密集し、火事が起こりやすい都市だったうえ、人口が多く町人文化も活発で、喧嘩沙汰も目立った。そうした派手で人目を引く出来事を、町を彩る“花”になぞらえたことばである。
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